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中国の学歴を承認、来年から留学生受け入れへ


ニュース 社会 作成日:2008年9月23日_記事番号:T00010407

中国の学歴を承認、来年から留学生受け入れへ

 
 馬英九総統は22日、中台双方の清華大学の同窓生と懇談した席上、教育部が既に中国の学歴を承認する準備を整えたとした上で、中国人学生の台湾への受け入れを早ければ来年にも開始すると明言した。馬総統が中国人学生の受け入れ時期に明確に言及したのは初めてだ。23日付中国時報が伝えた。

 馬総統は「来年にも大陸(中国)の学歴を承認し、大陸の学生が台湾で就学することを認める。両岸(中台)の教育交流がさらに密接なものにしたい」と述べた。

 教育部によると、台湾には既に中国の小学校、初級中学(中学)、高級中学(高校)に対する学歴認証制度が存在し、馬総統が言及した学歴承認は専門学校以上の学歴(専門学校卒、と大学の学科卒、修士課程卒、博士課程卒)に関するものだという。これにより、中国の教育機関の卒業資格に関する認証システムが完全に整うことになる。

 大学学歴の具体的認証方法については、鄭瑞城教育部長が中国の有名大学30カ所程度をまず承認し、徐々に範囲を拡大すべきと述べている。また、教育部関係者は、中国人学生の受け入れに向けた統一試験を実施する考えはなく、各大学ごとに募集する方式になるとの見方を示した。