ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

8月の小売業売上高、1.86%減


ニュース その他分野 作成日:2008年9月23日_記事番号:T00010410

8月の小売業売上高、1.86%減

 
 8月の小売業の売上総額は2,664億台湾元(約8,800億円)で、前年同月比で1.86%減少し、マイナス成長は3カ月連続となった。経済部統計処の発表として23日付経済日報が報じた。経済部では、民間消費の伸び悩みが、経済成長率に悪影響を与えるのではないかと懸念している。 
 
T000104101

 
 8月は耐久消費財の売上減少が著しく、家電は421億元で前年同月比2.81%の減少。自動車・二輪車および関連製品は213億元で34.76%減少した。特に自動車の不調は深刻で、1~8月でも前年同期比19.38%減と大幅なマイナスとなっている。

 今年8月は大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」に当たり、売り上げ減少に一定の影響を与えたとみられている。しかし、家電は前月の7月も前年同月比8.25%減少しており、経済部では連続2カ月の減少はめったに見られないと指摘している。 

 売り上げの増加が著しいのは燃料販売業で、前年同月比10.56%の成長となったが、消費量の増加は見られないため、これは価格上昇を反映したものとみられる。