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馬英九氏、中台の「相互不否定」提唱


ニュース 政治 作成日:2007年6月14日_記事番号:T00001045

馬英九氏、中台の「相互不否定」提唱


 インドを訪問中の馬英九前国民党主席は現地時間の午後6時、「インド世界フォーラム協会」で、台印関係について講演を行った。 講演後の質疑応答で、「中国による台湾承認に期待しているか」という質問に対し、「相互承認の必要はなく、相互に否定しないことを希望している」と回答した。

 馬氏によると、中台間の「92年の共通認識」は「一つの中国、それぞれの解釈」であり、中台双方に「一つの中国」に対する解釈の余地を与えている。双方がお互いを否定しなければ共通認識にたどりつけ、対話を再開できると説明した。
 馬氏はさらに、「両岸(中台)の両政府はともに強硬な態度を改めるべきで、さもないとさらに大きな困難に直面する。妥協して解決の道を探るべきだ」と持論を展開した。