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《新型肺炎》BA.5感染拡大、専用病床の割合引き上げ/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年8月31日_記事番号:T00104516

《新型肺炎》BA.5感染拡大、専用病床の割合引き上げ/台湾

 新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA.5」の感染拡大を受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は30日、台北市と新北市の感染症指定医療機関の新型コロナ患者専用病床の割合を25~30%に、その他の県市は15~20%に引き上げると発表した。台北市立聯合医院和平婦幼院区(台北市中正区)は既に50%に引き上げられた。中央社電などが報じた。

 医療応変組の羅一鈞・副組長は、域内の専用病床の空床率は平均60.1%で、うち▽台北市、▽新北市、▽基隆市、▽宜蘭県、▽金門県、▽連江県──から成る台北地区は37.8%まで低下していると指摘した。

新学期開始も登校できず

 小中学校では30日、新学期が始まった。台中市では小中合わせて87クラスが学級閉鎖となった。彰化県では25クラス、台南市では39クラスが学級閉鎖した。

 高校以下の教育機関は9月11日まで、クラスで1人でも感染が確認されれば3日間、全員または一部生徒の登校を停止する。9月12日以降は、感染者のクラスメートや教師は、抗原検査の結果が陰性で疑わしい症状がなければ、登校できる。