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航空2社の8月旅客売上高、コロナ禍以来最高【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース 運輸 作成日:2022年9月13日_記事番号:T00104706

航空2社の8月旅客売上高、コロナ禍以来最高【図表】(トップニュース)/台湾

 中華航空(チャイナエアライン)が12日発表した旅客部門の8月売上高は24億8100万台湾元(約110億円)で、前月比17.1%増加し、前年同月の6倍に増加した。長栄航空(エバー航空)の旅客部門は37億6000万元で前月比39.0%増、前年同月の3.8倍だった。両社とも新型コロナウイルスが拡大した2020年以降で最高だった。欧米や東南アジアに続き、台湾や日本が徐々に入国制限を緩和する中、各社は旅客便の増便を進めている。13日付経済日報が報じた。

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中華航空、3割増便へ

 中華航空は、旅客部門の大幅増収について、夏休みに入り、学生の旅行や帰省が増えたことや、北東アジア、東南アジア、北米線の輸送能力を引き上げたことを理由に挙げた。

 中華航空は8月23日に札幌(新千歳)線、9月2日にバリ(デンパサール)線の運航を再開した。10〜12月も旅客便を3割増便し、週200便以上を運航する計画だ。

 中華航空の8月の連結売上高は127億5600万元で前月比1.4%減少、前年同月比14.2%増加した。貨物部門の売上高は95億元で前月比5.4%減少、前年同月比6.0%減少した。世界的なインフレ、メーカーの在庫調整で、貨物スペースがだぶつき、運賃が上がらないためだ。

 エバー航空の8月の連結売上高は120億1500万元で、前月比1.3%増加、前年同月比33.8%増加した。20年以来、2番目の高水準となった。貨物部門は69億3600万元で前月比12.0%減少、前年同月比1.4%減少した。

スターラックス旅客8倍

 新規フルサービスキャリア(FSC)、星宇航空(スターラックス・エアラインズ)は、8月の連結売上高が2億7100万元で前月比31.3%増、前年同月の4倍に増加した。

 旅客部門は1億6000万元で前月比45.0%増、前年同月の6.7倍に増加した。旅客数は前年同月の8.2倍だった。貨物部門は1億元で、前月比14.0%増、前年同月の2.8倍だった。貨物輸送量は前年同月の2.2倍だった。

 スターラックスは12日、10月28日に台北(桃園)〜札幌(新千歳)線、沖縄(那覇)線を開設すると発表した。

 

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