ニュース 社会 作成日:2022年9月19日_記事番号:T00104828
新型コロナウイルス対策本部の中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の王必勝・指揮官は16日、10月に入境管理を緩和する際には、空港で唾液(検体)を採取してのPCR検査をやめ、抗原検査キットを配布することを検討すると語った。17日付経済日報が報じた。
王・指揮官は、入境にはオフピーク時に1時間、ピーク時には2.5~3時間かかっており、手続きを一つ減らすことで、スムーズになると語った。
同日の記者会見でメディアから、双十節(建国記念日、10月10日)のタイミングで、入境後3日間の外出制限「居家隔離」を撤廃して「0+7」とするのかと質問され、王・指揮官は否定した。王・指揮官は、域内感染確認数は4日連続で4万人台以上で、シミュレーションによると、オミクロン株の派生型「BA.5」感染ピークは21日か28日と推測されると述べた。減少に向かえば、入境制限の緩和を発表するが、10月上旬は可能性が低いと語った。
インターネット掲示板で出回っている2段階の緩和スケジュール案は、▽入境者の上限を1週間当たり6万人に引き上げ、空港でのPCR検査を取りやめ、入境後3日間の外出制限「居家隔離」は1人1室可に、査証免除(ノービザ)入境措置を全面導入、▽入境者の上限を1日当たり6万人に引き上げ、団体旅行催行禁止を取りやめ、入境後3日間の外出制限「居家隔離」を撤廃して条件付きで外出可能な「自主防疫」措置7日間の「0+7」に変更、入境者の公共交通機関の利用を再開──という内容になっているが、指揮センターは否定した。
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