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《新型肺炎》訪日旅行意欲が向上、航空券価格2~3割上昇【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2022年9月26日_記事番号:T00104945

《新型肺炎》訪日旅行意欲が向上、航空券価格2~3割上昇【図表】(トップニュース)/台湾

 台湾は早ければ10月13日から海外団体旅行の催行と受け入れを2年半ぶりに解禁する予定で、日本は11日に個人旅行の受け入れや短期滞在の査証(ビザ)免除など新型コロナウイルス水際対策を緩和するため、旅行会社各社は、日本行き団体旅行やフリープランの発売を準備している。コロナ前より旅客便の座席数が少ないため、日本行き航空券価格は20~30%上昇しており、訪日旅行市場の回復は遅れ、春節(旧正月、2023年は1月22日)までに19年の3~5割に、春節後は5割になると予測した。24日付工商時報などが報じた。

/date/2022/09/26/00japan_2.jpgライオントラベルは、水際対策の緩和で、日本旅行ブームが起こると予想した(23日=中央社)

 旅行最大手の雄獅旅行社(ライオン・トラベル・サービス)は23日、日本行き商品の準備はできており、チャーター便の提携などで航空便の座席3万席を確保すると説明した。紅葉狩りやスキー、年越しなどのシーズンで、東京、大阪、北海道の問い合わせが多い。10月11日出発の東京行き格安航空会社(LCC)フリープラン7日間は1人当たり1万7888台湾元(約8万円)から、13日出発の東京行きフリープラン5日間は1万5888元から。かつて日本行き団体旅行と個人旅行が売上高の4割以上を占めており、年内に訪日旅行事業の売上高はコロナ前の3割まで回復すると予測した。

 旅行サイト大手の易遊網(イージートラベル)は、日本行き航空券価格は2割上昇しており、例えば東京行きLCCは1万元近く、フルサービスキャリア(FSC)は1万7000〜2万2000元、ハイシーズンは3万元を超えると説明した。航空会社が10月に航空券5%値上げする予定なので、9月中に購入した方がいいと提言した。

海外旅行費、25%上昇まで許容

 マスターカードが6月に実施した調査によると、台湾の消費者の6割が、海外旅行の費用増加を受け入れられると回答した。許容できる増加幅は25%までと回答した人が77.8%を占めた。高くなるなら海外旅行をあきらめると11.2%の人が答えた。

/date/2022/09/26/00cost_2.jpg

 2年半続いた新型コロナの水際対策で、団体旅行参加意欲は低下している。世代別では、20〜30歳は団体旅行参加意欲が70%低下し、31~40歳は4割が団体旅行から個人旅行に切り替えると答えた。

 

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