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《新型肺炎》海外団体旅行の販売解禁、11〜12月出発・日本行きが人気(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2022年9月30日_記事番号:T00105053

《新型肺炎》海外団体旅行の販売解禁、11〜12月出発・日本行きが人気(トップニュース)/台湾

 交通部観光局は29日、新型コロナウイルス水際対策の緩和に伴い、10月13日から旅行会社の海外団体旅行ツアーの催行と受け入れを解禁すると発表した。2020年3月19日以来、約2年7カ月ぶり。旅行会社各社が即日、10月13日以降のツアー商品の販売を開始した。最大手の雄獅旅行社(ライオン・トラベル・サービス)は、団体海外旅行の予約は、日本行きが5割を占め、11〜12月のツアー催行数は1日当たり20〜40組に上ると予測した。30日付経済日報などが報じた。

/date/2022/09/30/00travel_2.jpg旅行会社のパスポートの代理申請も急増している(29日=中央社)

 ライオン・トラベルの頼一青・広報担当は、団体海外旅行の予約は、日本行きが5割、欧州が2割、東南アジアが1割で、国際航空券の販売量は▽大阪、▽東京、▽シンガポール、▽ソウル、▽バンコク──の順に多いと説明した。

 また頼・広報担当は、海外団体旅行ツアーの催行解禁が予告されて以降、顧客10社以上から海外旅行の企画要望があったと明かした。大部分が11〜12月の出発を希望しており、小規模な団体で20〜30人、大規模な顧客は1000人以上の規模だと語った。

 鳳凰国際旅行社(フェニックス・ツアーズ・インターナショナル)の卞傑民・総経理は、予約は多いものの、航空便がまだ少なく、10月のツアー催行数は10組以上、11〜12月に15〜20組に増えると予測した。来年の春節(旧正月、2023年は1月22日)以降、航空便が増加すれば、ツアー催行数も増えると語った。

 中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(TAAT)の蕭博仁・理事長は、団体旅行も個人旅行も日本行きの問い合わせが最も多く、10月13日の解禁後すぐ出発するより、11~12月の出発予定が多いと語った。

 業界関係者は、第4四半期の売上高はコロナ前の3割程度と予測した。

参加者はワクチン3回接種

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の王必勝・指揮官は、海外団体旅行ツアーの催行、受け入れに関するガイドライン(指針)は、近く発表すると述べた。ガイドラインで、海外団体旅行ツアーの参加者にワクチン3回接種を求めるほか、ツアーガイドに参加者の健康状況の把握を求めるが、海外旅行保険などの加入は強制しないと語った。

 王・指揮官は、海外に滞在中、新型コロナ検査で陽性となった場合、帰台便での感染拡大を防ぐため、7日後以降に帰台してもらうと説明した。

 

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