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不動産市場、需要落ち込む


ニュース 建設 作成日:2007年6月14日_記事番号:T00001051

不動産市場、需要落ち込む


 行政院経済建設委員会は13日、第1四半期の住宅需給動向調査の結果を発表した。調査によると、総合信用指数は106.83ポイントで前年第4四半期の110.27ポイントから3.44ポイント下落。また住宅購入計画のうち投資目的は19.6%と、昨年第4四半期の24%から4.4ポイントの大幅な下落となった。住宅価格が今後は値上がりせず、横ばいか下落の予想が増えたことが原因と考えられる。

 台北市での投資目的の住宅購入計画の比率は、昨年第3四半期・28.1%、第4四半期25.3%で、3期連続の下落。実際の住宅価格も、年収の8.8倍から8.1倍に下落した。小型物件に需要が集まっているためとみられる。一方、台中と高雄では回復の兆しをみせている。

 消費者の25.8%は1年後も住宅価格は下落すると見ており、専門家は短期的には横ばいを維持するが、長期的には弱含むと分析している。