ニュース 商業・サービス 作成日:2022年10月12日_記事番号:T00105232
日本が新型コロナウイルス水際対策を大幅に緩和し、台湾を含む68カ国・地域に対する査証免除(ノービザ)措置を再開した11日、桃園国際空港や台北松山空港では日本行きのチェックインカウンターに行列ができた。桃園空港は、11日の出境者は約7000人、入境者数は4000人余りに上ると予測した。星宇航空(スターラックス・エアラインズ)に続き、長栄航空(エバー航空)も日本線の航空券を1万5000台湾元(約7万円)前後まで値下げしており、円安も相まって、日本旅行者が増えそうだ。鏡新聞などが報じた。
約2年半ぶりの日本の個人旅行受け入れ再開で、台北松山空港の日本行きのカウンターにも行列ができた(11日=中央社)
桃園空港は11日早朝から、出境者を送迎する車で混雑し、航空会社のチェックインカウンターのほか、外貨両替所、海外旅行保険カウンターでも行列がみられた。
13日以降、海外から台湾に戻った後の外出制限「居家検疫」が不要なことや、円安も旅行意欲を押し上げた。台湾元相場は、1台湾元=約4.6円と、コロナ前の2019年末の1元=約3.6円と比べ、元高円安が28%進行した。
ある台湾人旅行者は、「長らく出境していなかったので、とても楽しみだ」と話した。別の旅行者は、航空券は2万台湾元(約9万2000円)余りと、コロナ前の約2倍と語った。11日に羽田空港に到着した台湾人旅行者は、航空券は高額だが、大幅な円安で、五つ星ホテルを予約したと話した。化粧品やスナック菓子などを購入予定で、到着時はスーツケース1つだったのが、帰りは2つになりそうだと語った。
一部都市は毎日運航へ
スターラックスが10~11月の日本線の航空券を最大5000元値下げしたのに続き、エバー航空も日本線の航空券を3000〜5000元値下げした。公式サイトによると、往復1万5000元前後で購入できる。
中華航空(チャイナエアライン)は11日、10月から日本や韓国など東アジアの路線を週130便に30便増便すると発表した。日本線は10月下旬より順次再開・増便し、11月には台北(桃園)〜東京(成田)、大阪(関西)線は1日2便、台北(松山)〜東京(羽田)線、台北(桃園)〜福岡線、那覇線は毎日運航する。
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