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《新型肺炎》海外団体ツアー受け入れ解禁、初日は244人(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2022年10月13日_記事番号:T00105260

《新型肺炎》海外団体ツアー受け入れ解禁、初日は244人(トップニュース)/台湾

 13日午前0時過ぎ、タイから団体旅行ツアー2組45人が桃園国際空港に到着した。新型コロナウイルスの水際対策の緩和で、海外から入境時の外出制限「居家検疫」が撤廃され、海外団体旅行の催行と受け入れが約2年半ぶりに解禁された直後、第1陣の台湾到着だ。交通部観光局によると、初日は日本、韓国、東南アジアなどの団体ツアー計20組、244人が台湾に到着する。10月末までに計230組、3630人が訪台する予定だ。個人旅行は1万人以上を見込む。今年の訪台旅行者は70万人を目指す。王国材・交通部長は、2023年にコロナ前の5割(593万人)以上、24年にコロナ前の水準(1186万人)まで回復させると目標を掲げた。13日付自由時報などが報じた。

/date/2022/10/13/00wang_2.jpg王・指揮官(左3)は13日、海外団体旅行の受け入れ解禁後、初めて到着したタイからのツアー参加者を出迎え、記念品を贈呈した(13日=中央社)

 海外団体旅行の受け入れ解禁初日は、タイからが5組55人と最も多く、ほかに▽日本、▽韓国、▽シンガポール、▽マレーシア、▽ベトナム──などの団体旅行客が到着する予定だ。旅行会社の下見は、ベトナムの20社が最大規模だ。

 台湾から出発する海外団体旅行の第1陣は、マレーシアのペナン3泊4日のツアー21人で、中華航空(チャイナエアライン)で13日午前8時過ぎに飛び立った。

 桃園空港によると、13日の入境者数は延べ1万2322人で、コロナ前の17%に相当する。出境者数は6238人余り、乗り継ぎは5586人、旅客機の離着陸は延べ270機の予定だ。

/date/2022/10/13/00airport-cover_2.jpg第一陣の訪台旅行者は、台湾が好きなので、真っ先にやってきたと語った(13日=中央社)

日韓の観光誘致

 13日以降、入境者数の上限は1週間当たり15万人に引き上げられ、査証免除(ノービザ)措置対象国・地域以外の観光客の入境も認める。訪台旅行者も、入境後7日間は「自主防疫」措置(いわゆる「0+7」)となり、2日以内の抗原検査の結果が陰性なら、マスク着用で外出し、飲食店で食事することができる。

 観光局は、日本や韓国、東南アジア諸国からの観光誘致に注力すると説明した。

 観光局によると、19年の主な訪台旅行者は、▽日本と韓国、延べ341万人(シェア29%)、▽欧米と香港マカオ、291万人(シェア25%)、▽東南アジアなど、277万人(シェア23%)、▽中国、271万人(シェア23%)──。

 

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