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《新型肺炎》統一地方選、隔離中の感染者は投票できず/台湾


ニュース 政治 作成日:2022年10月27日_記事番号:T00105535

《新型肺炎》統一地方選、隔離中の感染者は投票できず/台湾

 中央選挙管理委員会(中選会)は26日、11月26日投開票の統一地方選について、有権者が新型コロナウイルスに感染し、外出制限「居家隔離」中である場合を考慮した、特別投票所の設置はしないと発表した。投票時間の延長もしない。27日付聯合報が報じた。

/date/2022/10/27/17vote_2.jpg国民党の立法院党団は25日、日本や韓国、米国は感染者も投票できるのに、なぜ台湾はできないのかと批判した(25日=中央社)

 中選会の陳朝建・副主任委員は、現行の公職人員選挙罷免法の規定により、有権者は戸籍地の投票所で投票しなければならず、日本や韓国のような不在者投票制度や特別投票所の設置に関する規定がないと指摘。投票時間の延長や、投票所内の動線の分離も困難と説明した。

 野党国民党の立法院党団(議員団)の曽銘宗・総召集人は、特別措置を取らないための言い訳で、行政の怠慢だと批判した。