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《新型肺炎》メディゲンのワクチン、160万回分を廃棄へ/台湾


ニュース 医薬 作成日:2022年11月17日_記事番号:T00105925

《新型肺炎》メディゲンのワクチン、160万回分を廃棄へ/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の王必勝・指揮官は16日、台湾のワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)から調達した新型コロナウイルス感染症ワクチン500万回分のうち、160万回分を有効期限切れを理由に廃棄すると明らかにした。17日付中国時報が報じた。

 メディゲンによると、ワクチンの価格は1回分が810~881台湾元(約3630~3950円)だ。廃棄されるワクチンの価値は12億9600万元以上の計算だ。

 衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)が3日に開いた専門家委員会で、メディゲンのワクチンの有効性を認める判断を下したことについて、「密室協議」との批判が上がる中、薛瑞元・衛福部長は7日、メディゲンが提出した報告書を含め審査会議で使用された資料3点を公開すると表明したが、依然として資料は公表されていない。

 王・指揮官は、公開時期について明確な回答を避け、まず衛福部疾病管制署(疾管署)の資料を公開し、その後、他の2点を公開すると述べた。