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台勝科、500kgのシリコンインゴット産出


ニュース その他製造 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010601

台勝科、500kgのシリコンインゴット産出

 
 半導体および太陽電池向けシリコンウエハーの台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)は30日、長さ3.16メートル、重量500キログラムの半導体12インチウエハー用シリコンインゴット1本の生産に初めて成功したと発表した。生産効率はこれまでの350キロより60%向上、大幅なコスト削減が実現するとしている。1日付電子時報が報じた。

 同社は既に350キロ用の結晶成長炉30台のうち3台を500キロ用に改造し、残り27台も改造を行っている。結晶成長炉は来年、39台まで拡充する計画だ。

 同社は現在、8インチウエハーの月産能力が32万枚、12インチは13万枚で、受注は満杯状態だ。12インチの月産能力は第4四半期、16万枚まで増加するとみられる。現在は半導体向けが主だが、第3四半期中に8インチ用結晶成長装置の一部は太陽電池向けへの転用を始める。