ニュース その他製造 作成日:2008年10月2日_記事番号:T00010632
ナイキのスポーツシューズ受託生産を手掛ける製靴大手の豊泰企業は1日、インド南部のチェンナイ工場(タミル・ナードゥ州)で操業を開始した。ナイキの海外発注を担当するアレン副総裁も記念式典に参加し、今後中国工場に代わる新たな拠点となる可能性も指摘されている。2日付工商時報が報じた。
豊泰チェンナイ工場はタミル・ナードゥ州の支援を得て、110ヘクタールの土地に6,400万米ドルをかけて建設された。段階的に開発を進めており、すべて稼働すれば総生産額は3億~4億米ドル、グループ総生産の25%を占める。
豊泰グループの王秋雄董事長は「チェンナイには温厚で善良な人材が豊富だ。ナイキの支持が得られたことでインド工場の運営規模の拡大を進める。新工場は20~30年にわたって発展が見込める」と表明した。
一方、アディダスも中国での生産を減らし、インドにシフトしていくのではないかという観測が出ている。事実であれば、同じくインドのアーンドラ・プラデーシュ州経済特区に140ヘクタールの工場を建設している台湾企業の万邦鞋業が受注するのではないかと指摘されている。
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