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神達電脳のPND、「来年は出荷3割増」


ニュース 電子 作成日:2008年10月2日_記事番号:T00010639

神達電脳のPND、「来年は出荷3割増」

 
 神達電脳(マイタック・インターナショナル)傘下で、GPS自社ブランド「Mio」を展開する宇達電通(ミオ・テクノロジー)の王聖愍総経理は1日、「PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス、簡易型カーナビ)の出荷台数は、今年は第4四半期のハイシーズンにコンシューマ市場で需要の低迷が予測されることから、通年目標を800万台に下方修正する」としたが、来年は「出荷3割増、売上高も1~2割増加する」という楽観的な見方を示した。2日付経済日報が報じた。

 同社は同日、MioブランドでPNDの新製品「Moov380」を発表した。王総経理は同製品について「同製品は、無線ネットワークを通じて遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)のGPSサービスに接続でき、タイムリーな道路状況や飲食店情報などを見ることができる」と強みを強調した。

 また、王総経理によると、同社GPS製品の主要出荷先である西欧・北米市場向けの出荷成長は、需要の低迷により従来の50~60%から20~30%に減速するが、新興市場向けは絶対数こそ少ないものの約2倍の成長率を見せるとして、神達全体のGPS出荷台数も来年、3割前後成長すると予測している。