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液晶パネル減産期間、「来年Q1まで続く」=業界予測


ニュース 電子 作成日:2008年10月2日_記事番号:T00010649

液晶パネル減産期間、「来年Q1まで続く」=業界予測

 
 需要の低迷から7月に減産を開始した域内液晶パネル業界で、第4四半期に入り先行きに注目が集まる中、あるパネルメーカーは「需要は相変わらず低調で、全体的な環境も依然よくない」と語り、今回の減産は来年第1四半期まで続いて過去最長となるとの見通しを示した。2日付電子時報が報じた。

 パネル業者によると、11月から来年2月にかけてパネル出荷は低調期に入り、生産能力利用率も低い数字を維持すると予測した。特に現在一部の川下ブランドや流通業者が在庫超過になっているため、パネル業界では第4四半期も多くのメーカーが減産状態を維持するとみている。

 既に10月も10%の減産を維持すると表明した中華映管(CPT)に加え、奇美電子(CMO)も減産継続の可能性が高いことを指摘しており、市場では奇美電と友達光電(AUO)の第4四半期の減産幅は10~20%となると予測している。

 また、パネルメーカーの第3四半期減産幅は、公表された数字を上回ったとされ、パネル価格も大幅に下落したことから、同期は中堅メーカーだけでなく、奇美電など大手でも赤字が出る可能性が指摘されている。