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中国製品への依存度、欧米や日韓下回る


ニュース その他分野 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010659

中国製品への依存度、欧米や日韓下回る

 
 経済部国際貿易局(国貿局)は2日、今年1~7月までの全輸入に占める中国からの輸入は12.8%で、中国製品への依存度は欧米や日韓より低かったと発表した。3日付工商時報が伝えた。
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 国貿局が今年1月~7月までの各国税関統計をまとめた資料によると、全輸入に占める中国製品の割合は日本が18.4%と最も高く、次いで▽韓国、17.6%▽米国14.8%▽欧州連合(EU)、14.5%──という結果だった。

 10年前の3.9%と比べれば飛躍的に増加しているものの、世界で中国製品への依存度が強まる中、台湾は他国・地域よりも比較的低い割合を保っている。この理由について、国貿局の担当者は、産業の発展と安全を考慮した結果、台湾は1万余の輸入品目のうち、中国製については依然として約2,000品目を禁止しているためだと指摘した。今後も中台間の貿易が正常化されるまで輸入制限を継続するため、中国製品への依存度は他国・地域に比べ低い水準を保つだろうと述べた。