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聚和国際、がん診断試薬の開発成功


ニュース その他製造 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010668

聚和国際、がん診断試薬の開発成功

 
 聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)はこのほど、がん診断用の試薬「GP-TC」の開発に成功した。米食品医薬品局(FDA)の認可を取得済みで、現在米国の病院と臨床実験の実施に向けた交渉を進めている。3日付経済日報が伝えた。

 同社は米国に子会社「シーキュア」を設立し、がん治療で実績がある米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターと共同で新試薬の開発に成功した。今年5月にFDAの新薬認可を取得し、近く臨床実験の第1段階に入る予定だ。

 同社によると、新試薬は人体に注入後、スキャン処理で正確にがん細胞の位置を特定でき、医師によるターゲット治療に生かすことができる。

 同社は台湾か米国での臨床実験実施を検討したが、所要時間が短い米国での実施を決めた。