ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聯相光電、中科に薄膜太陽電池7工場増設へ


ニュース その他製造 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010670

聯相光電、中科に薄膜太陽電池7工場増設へ

 
 聯華電子(UMC)の宣明智名誉副董事長は2日、グループの薄膜太陽電池メーカー、聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)で今後5年間に900億台湾元(約2,940億円)を投じ、中部科学工業園区(中科)に薄膜太陽電池工場を新たに7基設置する計画を明らかにした。王修銘総経理によると、7工場の年産能力は1工場につき200メガワット(MW)以上とし、2014年までに全体の年産能力を1ギガワット(GW)まで拡大して同領域で世界一を目指す考えだ。3日付経済日報が報じた。
 
T000106701

UMCグループで開発した環境保護タイプの自転車にサインする馬英九総統(右前)、中央は宣名誉副董事長(2日=中央社)  

 同日聯相を視察に訪れた馬英九総統は、宣氏の説明を聞いた後、すぐに黄仲生・台中県長および楊文科・中科管理局長に対し、聯相が必要とする工場用地の提供に最大限の便宜を図るよう求め、「同園区が世界最大の薄膜太陽電池集積地に発展することを希望する」と語った。
 
 聯相の中科后里工場は、今年5月に第1工場第1期ラインで量産に入り、第2期ラインも10月末に量産開始を予定しており、年産能力は37.5MWまで拡大する。また来年第2四半期に量産開始予定の第2工場、既に上棟式を済ませている第3工場が完成すれば3工場合わせた生産能力は200MWを超える。