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茂徳、新竹8インチ工場停止へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010675

茂徳、新竹8インチ工場停止へ

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、不採算の新竹8インチ工場(第1工場)の操業を年末までに停止することを決めた。既に生産設備の搬出作業に着手しており、生産能力は月4万枚から2万5,000枚に減少した。DRAMメーカーで減産に踏み切ったのは、力晶半導体(PSC)に続き2社目となる。3日付経済日報が伝えた。

 茂徳の広報担当者は「年末までに8インチ工場での生産を停止し、来年には機を見ながら12インチ工場に改装する」と述べた。これに伴い、新竹にある第1、第2工場での生産能力は月産5万枚に達する見通しだ。

 新竹8インチ工場はウエハーの受託生産とパソコン以外の用途に使われるDRAMの生産を手掛けていた。

 同社は工場5カ所を保有しており、新竹の第2工場、中部科学園区の第3、第4工場が12インチ、新竹の第1工場と中国・重慶工場が8インチの生産拠点となっている。生産能力は合計で12インチが月10万枚、8インチが月6万枚。

 一方、茂徳は8日に2003年発行の転換社債の償還期限を迎える。未転換分は3,272万米ドルあるが、同社の陳良民董事長は「償還に問題はない」と強調した。