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鉄筋各社、20〜50%の減産を実施


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010676

鉄筋各社、20〜50%の減産を実施

 
 建設業の不景気、公共工事発注の遅れ、輸出制限などが重なり、域内鉄筋需要が低迷する中、東和鋼鉄、豊興鋼鉄、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)など主要鉄筋・ビレットメーカーが大幅な減産を迫られている。3日付工商時報が報じた。
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 域内の鉄筋生産量は毎年600万トン以上に上るが、市場では、今年通年の需要は500万~520万トンにまで大幅に落ち込むと予測されている。

 こうした状況を受け東和鋼鉄は、鉄筋の生産量を桃園工場で30%減、さらに高雄工場では月産量を1万5,000トンまで減らす50%減産を実施している。

 豊興鋼鉄も、10月分のビレットおよび鉄筋の生産量を共に20%(3万~4万トン)減らし、一部の生産ラインではこの機会に設備の補修作業を行うとしている。また中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)では現在、ビレットおよび形鋼の生産量を30~35%減らしている。