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フリゲート艦汚職の凍結資金、スイスが返還


ニュース 社会 作成日:2007年6月15日_記事番号:T00001068

フリゲート艦汚職の凍結資金、スイスが返還


 台湾海軍によるフランス製フリゲート艦購入をめぐる汚職事件、「ラファイエット事件」で、購入実務を担当していた被告の郭力恒大佐(当時)が受け取ったリベート(利息を含む)3,400万米ドルがスイス当局に凍結されていた問題で、最高検察署は14日、スイス連邦裁が台湾への資金返還に同意したことを明らかにした。すでに大半が最高検の指定口座に送金された。15日付中国時報が伝えた。

 返還された資金はいったん最高検の口座に据え置かれるが、郭被告ら事件当事者の有罪が確定した時点で没収され、国庫に返納される。

 台湾政府はまた、スイス司法当局が凍結している武器商人汪伝浦氏とその家族の口座に5億2,000万米ドルのリベートが預けられているとして、同国政府に引き続き返還を要求していく方針。