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偏光板の力特・晶威、パネル不景気で苦境


ニュース 電子 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010681

偏光板の力特・晶威、パネル不景気で苦境

 
 液晶パネル産業の需要低迷が続く中、川上の偏光板メーカーに対する影響も深刻化しており、力特光電科技(オプティマックス・テクノロジー)や晶威光電(スカイポラ・オプトロニクス)では生産ラインの停止、経営規模の縮小、人員削減などで苦境を乗り切ろうと懸命だ。3日付電子時報が報じた。

 8月下旬から桃園県平鎮工場の液晶ディスプレイ(TFT─LCD)用偏光板の生産ライン3本を停止している力特には最近、平鎮工場を閉鎖し南部科学工業園区(南科)に重心を移すという観測が持ち上がっている。同社は「平鎮工場は規模が大きく、閉鎖はあり得ない」と否定したものの、平鎮工場周辺に持つオフィスを閉鎖してコストの削減を図ると表明した。

 また、晶威光電では偏光板の生産ライン1本を保有しているが、基本的な稼働の維持に必要な従業員を除いて人員削減を実施するほか、代替製品生産の可能性を模索している。