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中華航空、貨物の世界一周路線に参入


ニュース 運輸 作成日:2008年10月6日_記事番号:T00010694

中華航空、貨物の世界一周路線に参入

 
 中華航空(チャイナエアライン)の魏幸雄董事長は3日、同社が今後1~2カ月以内に貨物の世界一周路線を運航させることを明らかにした。

 4日付工商時報によると、中華航空が予定している貨物の世界一周路線は台北から東へ向かい、米国、欧州、中東に就航する2路線。同社では現在の西回り中心の貨物路線に対し、競争力があるとみている。

 魏董事長によると、中華航空では10数年前にも貨物の世界一周路線を運航しており、国際的な知名度は上がったものの、利益が想定通りに伸びず、いったんは路線を休止した。現在、原油価格も下落し9月から同社の業績も好転、また運航権を依然保持しているため再開を決定したという。魏董事長は「この路線では、米国からの貨物を欧州に運ぶことで、米国から台北までで発生する空荷の問題がなくなり、また、欧州から台北への貨物輸送もできるため、売り上げの大幅成長が期待できる」と語っている。