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高雄85ビル売却入札、参加企業なし


ニュース 建設 作成日:2008年10月6日_記事番号:T00010704

高雄85ビル売却入札、参加企業なし

 
 建台は3日、財務状況の改善に向け、高雄市の高層ビル「高雄85ビル」の地下1階から地上11階などの売却入札を行ったが、応札企業はなく、不調に終わった。財政部国有財産局による国有地売却が不調に終わったのに続き、不動産市場の冷え込みを反映する結果となった。4日付経済日報が伝えた。

 建台は建台セメントが前身だが、現在はセメント事業から撤退し、不動産事業を中核としている。同社は50億台湾元(約164億円)の累積債務を抱えているとされ、同ビル売却で債務圧縮を一掃する考えだった。

 建台は今回、最低入札価格を60億元に設定したが、応札企業はなかったため、今月24日には同価格を54億元に引き下げた上で、第2回入札を実施する予定だ。

 不動産業界では、14日に予定される台北市信義開発区A10区画の売却入札の行方が最大の焦点だ。