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緯創のノートPC出荷、来年は30%成長予測


ニュース 電子 作成日:2008年10月6日_記事番号:T00010710

緯創のノートPC出荷、来年は30%成長予測

 
 ノートパソコン(ノートPC)受託生産世界3位の緯創資通(ウィストロン)は3日、来年のノートPC出荷台数は今年比20~30%増の2,500万~2,800万台になるという予測を示した。ノートPC業界全体も、今後3年は20~30%の成長するという楽観的な見方だ。4日付経済日報が報じた。
 
 緯創はまた、来年から低価格ノートPC(ネットブック)の受託生産も始めるとし、200万台の出荷予測を明らかにした。宏碁(エイサー)のネットブック、「Aspire One」や聯想集団(レノボ)の「Ideapad S10」を受注したためだとアナリストは予測している。
 
 緯創は今年のノートPC出荷台数について、従来目標の2,100万台を達成できる見込みだと強調した。9月の出荷台数は250万台に上り、第3四半期は前期比30%以上の成長で、10月も9月並みの高水準が期待できるという。なお、世界景気の悪化によって、世界2位の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は先月、約10%の出荷台数下方修正を発表しており、最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)も目標達成に慎重な見方を示している。