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工研院、晶電などとACLED聯盟設立


ニュース 電子 作成日:2008年10月6日_記事番号:T00010711

工研院、晶電などとACLED聯盟設立

 
 工業技術研究院(工研院)は3日、台湾発光ダイオード(LED)産業の競争力向上のため、晶元光電(エピスター)、光宝科技(ライトン・テクノロジー)、鼎元光電科技(タインテック)、億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)など関連19社を集め、「交流発光ダイオード(ACLED)応用研発聯盟」を設立すると発表した。ACLED製造技術を利用した新技術および応用技術を共同で開発し、同産業の標準規格、およびテスト基準を制定したい考えだ。4日付経済日報が報じた。

 ACLEDは工研院が4年をかけて独自開発した技術で、部品構成からチップ、パッケージングおよび応用部分まで既に世界中で特許権を取得しているという。

 李鍾熙工研院院長によると、台湾はLEDの生産量では世界1位だが、生産額では特許権を数多く保有する日本を下回っており、台湾メーカーは少ない利益の中で競争している苦しい状態だという。

 しかし李院長は、「応用研発聯盟の設立により、台湾LED産業は新技術だけでなく、特許権を手にする。今後台湾メーカーはバリュー・チェーン(価値連鎖)のさらに上の段階にステップアップし、同産業での利益をさらに高められる」と期待を語った。