力晶半導体（ＰＳＣ）は９月の売上高が、前月比24.15％減、前年同期比17.15％減の38億2,100万台湾元（約125億円）で、過去３年間で最低となった。４日付工商時報が伝えた。
同社の今年１～９月の売上高は、前年同期比26.27％減の472億5,000万元だった。ＤＲＡＭ価格が９月大幅に下落したため、力晶は減産を実施している。
また、茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）は９月の売上高が前月比15％減、前年同期比24.3%減の26億6,000万元で、第３四半期は前年同期比31.91％減の265億元だった。同社は不採算の８インチ工場の操業を停止することを発表、第４四半期の減産率は10～15％となる予定だ。
エルピーダメモリおよび韓国ハイニックス半導体もＤＲＡＭの減産を行っており、世界全体の生産能力の５～６％が削減されると予想されている。
