ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年2月1日_記事番号:T00107156
トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は31日、2023年の新車販売市場は45万台となり、前年比4.9%増加すると予測した。昨年12月時点では、昨年通年の約43万台を超えると予測しており、上方修正した。蘇純興・総経理は、昨年は車載用半導体不足で車両の供給が滞ったが、今年は半導体不足が緩和する見通しの上、新型コロナウイルスの規制緩和、個人消費の回復で、コロナ前の水準に戻ると指摘した。1日付工商時報などが報じた。
和泰汽車は、自社の23年新車販売目標を16万3000台に定め、市場シェア36.2%で、過去最高を更新すると予測した。ブランド別の23年販売目標は、▽トヨタ、13万台、▽レクサス、2万3000台、▽日野自動車、1万台──。昨年は3ブランド合計の新車販売台数が15万台で、21年連続の首位だった。うちトヨタは12万4000台で、台湾生産スポーツ用多目的車(SUV)「カローラクロス」と輸入SUV「RAV4」が、それぞれ台湾生産車、輸入車市場で車種別の首位だった。
蘇・総経理は、今年、輸入車を多数投入すると語った。第1四半期(1~3月)にクロスオーバーSUV「クラウン」を、第2四半期(4~6月)にレクサス初の電気自動車(BEV)「RZ 450e」を、第3四半期(7~9月)に新型「アルファード」を発売する予定だ。路線バス・公用車を30年までに全面電動化する政策に合わせ、日野自動車の低公害車も投入する。
蘇・総経理は、全分野でのナンバー1を追求すると語った(和泰汽車リリースより)
MaaSも強化
モビリティー・アズ・ア・サービス(MaaS、マース)では、無人レンタカーサービス「iRent(アイレント)」の自動車、バイクの車両を1万3000台に増やし、会員180万人を目指す。
タクシー配車サービス「yoxi」は、新竹県市に範囲を拡大し、ドライバー8000人、会員100万人を目指す。
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