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中台直航便の直線ルート採用、10月末にも決定へ


ニュース 運輸 作成日:2008年10月7日_記事番号:T00010725

中台直航便の直線ルート採用、10月末にも決定へ

 
 早ければ今月末にも開催が見込まれる次回の中台公式協議で、最大の焦点となる中台直航週末チャーター便の直線ルート採用について毛治国交通部長は、「両岸(中台)では既に高度な共通認識が形成されおり、草案もほとんどでき上がっている」と語った。7日付蘋果日報が報じた。
 
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 直線ルートが実現すれば、所要時間は上海行きで2時間半から1時間20分に、北京行きで4時間から2時間55分に短縮されると予想されており、運賃も蘋果日報によると、上海行きで1万3,500台湾から1万元(約3万1,000円)に、北京行きで1万8,000元から1万5,000元まで安くなるとしている。

 中国での大型連休が過ぎた先週日曜日(5日)、台湾を訪れた中国人観光客はわずか76人まで再び落ち込んでおり、直航チャーター便に前評判ほどの効果が見られず不満がくすぶっていた航空業界に、直航ルート実現への期待が高まる。

 また、次回の中台公式協議では、直航ルート採用のほか、チャーター便の増便、中国側発着地点の増加、海運直航便などが決定されるとみられる。交通部関係者によると、中国側発着地点には、▽深圳▽杭州▽桂林▽成都▽重慶▽大連──が新たに加わり、計11空港に増える見通しだ。