ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年2月22日_記事番号:T00107575
交通部公路総局の統計によると、電気自動車(EV)の2022年新車登録台数は1万6558台で前年の2.3倍だった。新車全体(42万9716台)の3.9%を占め、前年の1.6%からシェアを2倍以上に拡大した。一般消費者にEVが受け入れられるようになりつつある中、各社が今年も相次いでEVの新モデルを発売する予定で、業界関係者は、23年のEV新車登録台数は2万台を超えると予測した。22日付工商時報などが報じた。
交通部公路総局の統計によると、22年EV新車登録台数の首位は米テスラの1万1521台で、シェアは69.6%だった。セダン「モデル3」や、9月に発売されたスポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」が貢献した。
2~5位は▽BMW、959台、▽ボルボ、706台、▽韓国の起亜自動車(KIA)、626台、▽ポルシェ、579台──だった。トヨタは128台で9位、日産は110台で10位だった。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、昨年5月に純電動自動車(BEV)SUV「bZ4X」を発売した。これまでに1800台の申し込みがあった。
裕隆日産汽車は、昨年9月に発売した輸入EV「リーフ」に続き、今年は輸入クロスオーバーEV「アリア」を発売する予定だ。
中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は今年、台湾生産のEV商用車「e-VERYCA(ヴェリカ)」の新モデルを発売する予定だ。
韓国の現代自動車(ヒョンデ・モーター)の台湾総代理店、南陽実業は、3月7日からBEVスポーツカー「アイオニック6」の予約販売を受け付ける。
福特六和汽車(フォード六和モーター)は下半期(7~12月)に、クロスオーバーSUV「マスタング マッハ-E」を発売する予定だ。
EV世界市場、1千万台突破
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の21日発表によると、BEV、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCEV)を合わせたエコカー(低公害車)の22年世界販売台数は前年比63.6%増加の1065万台で、初めて1000万台を突破した。
BEVは前年比68.7%増加の789万台だった。首位はテスラのシェア16.6%で、2位は中国・比亜迪(BYD)の11.5%が続いた。
PHEVは、BYDがシェア34.5%で首位だった。
トレンドフォースは、今年のエコカー市場は1451万台へと、前年比36.2%増加すると予測した。
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