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高雄量販店の「台湾製」特設コーナー、汚染粉ミルク事件で人気


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月8日_記事番号:T00010760

高雄量販店の「台湾製」特設コーナー、汚染粉ミルク事件で人気

 
 中国製乳製品から有害物質メラミンが相次いで検出され、消費者の食に対する不安感が広がる中、高雄市の量販店、大楽購物中心(ダラーズ)は、高雄市衛生局によるメラミン含有検査を通過した食品を取り扱う「台湾製食品特設コーナー」を設置し、人気を集めている。8日付聯合報が報じた。

 大楽によると、特設コーナーの設置で該当商品の売り上げが3倍に伸びたという。商品数は現在18品だが、3日以内に60品を追加する予定で、現在検査中だ。家楽福(カルフール)も高雄市内の店舗で、同様のコーナーを設置する考えだ。

 高雄市衛生局は10月20日まで、量販店などによる特設コーナー設置のためのメラミン含有検査を無料で行っている。21日以降は1件につき手数料1,500台湾元(約4,700円)が必要だ。

 陳菊高雄市長は、「市が安全の太鼓判を押すことで、消費者もメーカーも安心できる」と、一連の事件で傷ついた台湾製品への信頼回復に期待を寄せている。