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広慈博愛院跡地BOT事業、内外から高い関心


ニュース 建設 作成日:2008年10月8日_記事番号:T00010762

広慈博愛院跡地BOT事業、内外から高い関心

 
 台北市信義区の高齢者福祉施設「広慈博愛院」を取り壊し、跡地に高齢者向け住宅などを建設するBOT(建設・運営・譲渡)方式の開発事業の説明会が7日、台北市内で行われ、内外の100社以上が関心を示した。8日付工商時報が伝えた。

 最低投資額は30億2,500万台湾元(約93億元)で、国建、潤泰、元大、昇陽など台湾の大手建設会社をはじめ、フランスの高齢者施設経営大手バティパートの系列企業やシンガポールの公益事業団体など海外勢も関心を示している。

 不動産景気が低迷する中でも、今回のBOT事業は台北市の中心部に位置している上、高齢化社会の到来で高齢者向け住宅に対する需要が高まるとの期待感から注目を集めている。

 広慈博愛院跡地のBOT入札は、面積6.5ヘクタール、事業権50年で、開発可能延べ床面積は4万3,000坪。権利金は毎年最低2,000万元。建設物件は高齢者向け住宅が主体となるが、5,000坪は商業施設に充てられる。不動産投資信託(REIT)による開発も可能だ。申請書類の受付は11月5日に締め切られ、落札業者は来年4月15日に決まる。