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益通光能、変換効率18%の太陽電池開発


ニュース その他製造 作成日:2008年10月8日_記事番号:T00010765

益通光能、変換効率18%の太陽電池開発

 
 太陽電池大手の益通光能(イートン・ソーラー)は7日、転換効率18%の単結晶太陽電池の開発に成功したと発表した。このほど就任した郭俊華総経理は「量産化された太陽電池では台湾で最高の変換効率だ」と説明した。8日付工商時報が伝えた。

 新製品の変換効率は最高18.17%で、平均17.9%に達する。従来製品の17%に比べ1%高い。同社によると、変換効率を1%引き上げると利益率が5ポイント向上するため、来年は段階的に生産ラインを転換し、転換効率18%の太陽電池の年間生産量を50メガワット(MW)まで増やす。2010年には全生産ラインの転換を完了する予定だ。

 また、益通光能と光宝科技(ライトン・テクノロジー)などが合弁で設立した薄膜太陽電池メーカー、宇通光能は年末にも小規模生産を開始し、来年には損益分岐点に達する見通しだ。来年の生産能力は新たに年産120MWの生産ラインを導入するのに伴い、現在の同60MWから180MWに拡充される。