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3.5G無線インターネット、来年200万ユーザー突破へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月8日_記事番号:T00010773

3.5G無線インターネット、来年200万ユーザー突破へ

 
 携帯電話キャリアによる3.5G(第3.5世代)モバイルインターネットサービスの普及が進んでおり、威宝電信(ビボテレコム)の張豊雄総経理は、3.5G無線インターネットのユーザー数が来年末までに、200万件に上る可能性があるとの予測を明らかにした。こうした無線ブロードバンドサービスの普及は今後、ADSL(非対称デジタル加入者線)など既存の有線ブロードバンドサービスにとって大きな脅威となるとみられる。8日付電子時報が報じた。

 張総経理によると、3.5G通信は既に通信速度7.2Mbpsを実現しており、ADSLの2~8Mbpsに引けを取らない。現在ADSLのユーザー数は約400万件だが、今後大幅な値下げをしなければ、ユーザーの多くが3.5Gに移行する可能性もあり、来年にはこうした傾向がさらに顕著になるとみている。

 また、懸念される景気後退の影響について張総経理は、「景気低迷期には電話を使った営業活動が増えることなどにより、通信業者の売り上げは伸びる」という考えを示し、「当社は現在も売上高を伸ばし続けている」と強調した。