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台湾の国際競争力、3ランク後退の17位=WEF報告


ニュース その他分野 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010784

台湾の国際競争力、3ランク後退の17位=WEF報告

 
 世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)が8日発表した2008年の国際競争力ランキングによると、台湾は昨年の世界14位から17位に後退した。台湾がランクを下げるのはこれで5年連続となる。9日付工商時報が報じた。
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 同ランキングは世界134の国と地域を対象に、「基本要件」、「効率性促進要素」、「イノベーション能力」の3つのサブ指数を総合して指数化したもので順位が付けられる。さらに細分化された指標のうち、台湾は「産業集積状況」と「1人当たりの特許権数」で世界1位だったほか、教育関係で高い順位を付けた。

 一方、「金融市場成熟度」が同58位、「銀行健全度」が117位、「資金流動性」78位と金融が台湾の競争力にとって最大のネックとなっていることが示された。

 総合ランキングでは、昨年初めて台湾を抜いた 韓国も11位から13位に順位を下げたほか、シンガポールは2つ順位を上げて5位、日本は1つ下げて9位、中国は4つ上げて30位となった。