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鴻禧集団、ホテル「大渓別館」を閉鎖へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010789

鴻禧集団、ホテル「大渓別館」を閉鎖へ

 
 経営破綻(はたん)状態だったリゾート開発会社の鴻禧集団は8日までに、桃園県大渓鎮のホテル「鴻禧大渓別館」(客室数208)の営業を10月末で打ち切ることを決めた。同社の破産管理委員会が決定したもので、今後は競売にかけられる見通しだ。9日付経済日報が伝えた。

 鴻禧大渓別館は同社が管財人の管理下に入った後も3年にわたり営業を続けてきたが、景気低迷で営業継続が困難になった。ホテル側は予約済みの宿泊客には適切に対応するほか、従業員133人の処遇については資産管理部門が解決を図るとしている。

 鴻禧大渓別館は敷地内にゴルフ場、ホテル、温泉があり、ピーク時には年間延べ10万人が宿泊し、同延べ10万人がゴルフ場を利用していた。1999年のジョニー・ウォーカー・クラシックではタイガー・ウッズがプレーし、注目を集めた。

 鴻禧大渓別館の周武総経理は「ゴルフ場、温泉、宿泊施設を備え、空港にも近いため、慎重に経営すれば収益が上がる」として、他の投資家による経営存続に期待感を示した。