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大南港再開発計画、土地区分変更で市場価値2倍に


ニュース 建設 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010791

大南港再開発計画、土地区分変更で市場価値2倍に

 
 国揚実業が主導して台北市南港区で進める「大南港」開発計画に関し、開発予定地1万600坪の、「工業用地」から「住宅・商業用地」への使用区分変更申請が7日、内政部都市計画委員会(都委会)で認められた。来年第3四半期に不動産販売が開始される予定だが、今回の変更により同地の市場価値は2倍の400億台湾元(約1,230億円)に倍増するとみられる。9日付経済日報が報じた。
 
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 「大南港」開発計画の用地は最初、工信工程の潘俊栄総裁が購入したが、その後2006年に潘総裁は、国揚の侯西峰董事長および和桐化学の陳武雄董事長に共同開発を呼び掛けた。不動産業者によると、同計画は台北市における近年最大の土地使用区分変更で、今後大きな利益が望めるとしている。

 国揚建設の彭紹齢総経理は、同用地は緑地公園用の3,000坪を差し引いても開発可能な面積が7,000坪に上り、その7割を商業施設、残りの3割を住宅用に充てるとしている。将来的にはホテル1棟、オフィスビル2棟も建設する計画で国揚本部も入居予定だという。

 彭総経理によると、同計画にはさらに台北市都委会の認可が必要だが、早ければ09年9月には認可が下りるとしている。