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バイエル、機能性薄膜R&Dセンター設置発表


ニュース その他製造 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010793

バイエル、機能性薄膜R&Dセンター設置発表

 
 台湾バイエルのステファン・フーバー(Steffan Huber)総裁は8日、今後3年間で500億米ドルを投じて台湾に機能性薄膜の研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。今後は工業技術研究院(工研院)と協力して、域内フレキシブルディスプレイ市場の発展を全力で支援していく考えだ。9日付経済日報が報じた。

 バイエルは台湾の製品応用力を高く評価しており、工研院と合同で「機能性薄膜R&Dセンター」を設立した後、当初はフレキシブルディスプレイ向けフィルムをターゲットとし、製品開発後は台湾の光電大手メーカーの受注を狙う。

 同社は、今後3年以内に機能性薄膜関連製品の商品化を相次いで行う計画で、生産額を2010年に1億4,000万ユーロ(約190億円)、15年には5億ユーロまで高めたい考えだ。

 また台湾における熱可塑性ポリウレタン(TPU)の応用事業も好感するバイエルは、彰化浜海工業区(彰化県)にスポーツ・レジャーR&Dセンターを設置することも表明した。