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彰浜ガラス芸術園区、工事再開のめど立たず


ニュース その他製造 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010794

彰浜ガラス芸術園区、工事再開のめど立たず

 
 経済部工業局が進める彰化県の台湾ガラス産業芸術園区の建設工事が7月に停止に追い込まれ、再開のめどが立たなくなっている。建材原料の高騰で予算不足に陥ったことが直接の原因だが、政府が賃料値上げを検討しているとの観測が出ており、入居を予定する企業から不満の声が上がっている。9日付経済日報が伝えた。

 同園区は彰化浜海工業区の南側に位置し、面積は3ヘクタール。今年末に工業区の賃貸料優遇措置「006688」が期間満了を迎えた後も企業が投資コストを抑えられるよう、経済部との間で合意ができていた。

 同計画を推進する台明将企業の林肇睢総経理によると、経済部とは当初、坪当たり月額218台湾元(約670円)の賃料で話がまとまっていたが、政府が同360元に値上げするとのうわさが最近出ているという。事実とすれば65%の値上げとなる。

 計画では昨年着工、今年初めには竣工する予定だったが、林総経理は、「推進して4年近くになるが、関連手続きが遅々として進まず入居企業は当初の28社から13社にまで減少した」と嘆いている。