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台湾ビール20cc減量、実質値上げ


ニュース 食品 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010797

台湾ビール20cc減量、実質値上げ

 
 台湾ビールの350cc缶の容量がこの10月から20cc減って330ccとなり、実質的に値上げされた。価格は28元(約86円)と変わらないものの、予告なしの実施に消費者からは「詐欺行為だ」との批判も出ている。現在、市場には新旧2種類が出回っている。9日付中国時報が報じた。

 新しい缶は外観も同じで、並べてみなければ違いは分からない。台湾ビールを販売する台湾エン酒公司(TTL、エンはくさかんむりに於)や酒屋に対しては、減量を知らなかった消費者から「偽物ではないか」という問い合わせが相次いでいるという。

 TTLは「価格はこれまでと同じ。今回缶を新しくしたのは、アルミ缶のコストを削減し、330ccが主流である国際市場に合わせたもの」と説明している。しかし、ある小売業者は「1箱で1.5缶分減り、50元程度の値上げだ」と指摘している。