ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年3月17日_記事番号:T00107976
電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は16日、電動バイク(EVバイク)とガソリンバイクの両方を対象に、整備・修理サービスの小型店40店をオープンしたと発表した。年内に150店まで増やす予定で、既存の141店を合わせると、約300店に拡大する。予約不要、どこでも修理できる手軽さで、ガソリンバイク利用者も取り込み、電動バイク販売の拡大につなげる。17日付工商時報などが報じた。
小型店オープンを記念して、Gogoroの電動バイクは3カ月間、定期メンテナンスサービスが無料で受けられる(Gogoro台湾リリースより)
オープンした小型店40店は、▽台北市、▽新北市、▽桃園市、▽新竹県、▽台中市、▽台南市、▽屏東県──にある。新規出店のほか、既存の特約店や、他社ブランドの取扱店と提携した。
Gogoro台湾は、小型店をさらに増やすため、開業資金の最大50%補助や固定金利1.85%のローン、店舗候補地のアドバイスなどのオーナー支援制度を開始した。
小型店は、1店舗で同時に2台以上対応可能。代車として、Gogoroのシェアリングサービス「GoShare」の割引券を提供する。雨天はGogoroの電動バイク利用者以外にも無料でレインコートを提供する。Gogoroの電動バイクを購入する場合、午前に注文すれば、早ければ午後に納車する。
シェア16%目標
姜家煒・Gogoro台湾総経理は、台湾の電動バイク市場シェアは、10年前に1%足らずだったのが、昨年12%まで拡大しており、電動化はトレンドだと指摘した。今後、シェア16%以上を目指す。
電動バイクの1~2月の新車登録台数は前年同期比13.8%増の8298台で、シェア8.02%。Gogoro台湾は8.53%減の5150台で、シェア4.98%だった。販売鈍化や、バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)などの攻勢を受け、3月1日には今年3度目の値下げを発表し、全シリーズを2000~7180台湾元(約8700~3万1300円)値下げした。
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