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パネルの供給過剰、来年Q1がピークに


ニュース 電子 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010802

パネルの供給過剰、来年Q1がピークに

 
 液晶パネル市場は来年第1四半期、供給が需要を上回る割合が過去3年で最悪の17.9%となるという見通しが、韓国のパネル市場調査機 関、ディスプレイバンクによって示された。9日付工商時報が報じた。
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 ディスプレイバンクによると、供給が需要を上回る割合は今年第3四半期の13.7%から、来年第1四半期に17.9%まで上昇し、パネルメーカーは大幅な減産に入る。第2四半期は減産効果で10.2%まで下がり、その後ハイシーズンに入ることから、第3四半期3.8%、第4四半期4.4%となる予測だ。一方で、供給不足に陥る可能性もあるという。

 パネル価格は、今年第4四半期から再び緩やかに下がり始め、来年第2四半期に谷底となるという予測だ。下落幅は15%以内とみている。▽17インチモニター向け、60米ドル▽19インチワイドモニター向け、70米ドル▽32インチテレビ向け、215米ドル──まで下がり、パネルメーカーは赤字が避けられない見通しだ。