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南亜科の売上高、9月は16%減


ニュース 電子 作成日:2008年10月9日_記事番号:T00010808

南亜科の売上高、9月は16%減

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技が8日発表した9月の売上高は、前月比16.87%減の32億9,100万台湾元(約101億円)だった。9日付経済日報が報じた。

 第3四半期の売上高は前期比20%増の115億300万元、第1~3四半期は前年同期比29%減の301億7,800万元だった。

 南亜科技と独キマンダの合弁DRAMメーカー、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、9月売上高が前月比8%減の33億5,600万元だった。第3四半期は前期比11%増の107億8,500万元で、第1~3四半期は前年同期比18%減の292億8,600万元だった。

 DRAM価格の下落を受け、両社の第3四半期の損失は前期比で20~30%拡大する恐れがあるとアナリストは予測している。また、南亜科技とキマンダは提携契約の解消で合意に達し、華亜科技の株式の移転について協議中だという見方もある。2社の業績説明会は22日に開催される予定だ。