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高雄市長選挙に当選無効判決 


ニュース 政治 作成日:2007年6月15日_記事番号:T00001081

高雄市長選挙に当選無効判決 

 昨年12月に行われた高雄市の市長選挙に対し高雄地方法院(裁判所)は15日、敗れた国民党の黄俊英氏の訴えを認め民進党の陳菊氏の当選は無効という判決を下した。

 同選挙の結果は、
 陳菊 (民進党) 37万9,417票
 黄俊英 (国民党) 37万8,303票

 黄俊英氏は、投票日直前に民進党陣営から「票の買収を行っていた」と暴露されたこと、および1,114票差という台湾の選挙史上にまれにみる僅差となったことから、不正な選挙が行われたとして選挙の無効と陳菊氏の当選無効の訴えを起こしていた。

 高雄地方法院はこのうち、「民進党の手法が選挙の結果を左右した」と認め、陳菊氏の当選は無効という判決を下した。

 判決について黄俊英氏の弁護士は、「司法の正義が守られた」とコメントしている。

 一方、陳菊氏は即刻上訴する構え。上訴された場合、台湾高等法院は6カ月以内に判断を下さなければならない。