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医療器具のQ2輸出額、2.8%減


ニュース その他製造 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010824

医療器具のQ2輸出額、2.8%減

 
 第2四半期の医療機器の輸出額は65億台湾元(約201億円)で、前年同期比で2.8%減少した。輸出品目では電動車いす、および電動カートが全体の19.6%を占め最多だった。11日付工商時報が報じた。

 経済部技術処産業技術知識サービス計画(ITIS)の黄彦臻・産業アナリストによると、域内の上場医療器具メーカーは20社以上に上り、輸出額上位は電動車いす・電動カートのほか内科・外科・獣医用の計測器および医療用具が9.5%、コンタクトレンズが6.9%となっている。

 今年第2四半期は、これまで医療器具の主要な輸出先となってきた米国の経済状況が大幅に後退していることを受け、各社の売上高は前年同期比で軒並み後退した。

 その一方で医療機器の輸入は増加を続けており、ITISによると、第2四半期の輸入額は前年同期比3.6%増となる約97億8,000万元だった。

 また医療機器の生産額は、第2四半期が前年同期比4.0%増の約132億3,000万元、第3四半期も小幅成長を続けており、通年では昨年比5.83%増の545億元が見込まれている。