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亜崙光能の太陽電池工場、09年Q3に量産開始へ


ニュース その他製造 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010825

亜崙光能の太陽電池工場、09年Q3に量産開始へ

 
 新興太陽電池メーカー、亜崙光能(コラム・ソーラー)は20億台湾元(約62億円)を投じて台中工業区に高効率太陽電池工場を設置すると発表した。来年第3四半期に竣工してエネルギー変換効率18%の結晶シリコン太陽電池の量産に入る計画で、年間生産能力は100メガワット(MW)。13日付経済日報が報じた。

 亜崙光能は近い将来、中部科学工業園区(中科)后里園区にも工場設置を申請する計画で、李彦斌・同社総経理は「60億元を投じ、2010年に年産300MWの世界大手に引けを取らない結晶シリコン太陽電池工場を建設する」と語った。

 李総経理によると、同社の太陽電池は単結晶シリコン太陽電池では世界最高の平均変換効率17.9%をうたう益通光能(イートン・ソーラー)とほぼ同じ技術を採用しており、既に韓国、中国、ドイツ、スペイン、フランス、米国から計100MWを超える注文を受けているという。

 李総経理は、「今後、太陽電池の研究では世界3大研究機関の一つ、豪ニューサウスウェールズ大学と合同で研究を進め、3年以内に変換効率20%以上を目指す」としている。