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工作機械各社、9月売上高が軒並みマイナス


ニュース 機械 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010828

工作機械各社、9月売上高が軒並みマイナス

 
 5年以上成長を維持してきた工作機械大手の売上高が9月、軒並み後退に転じた。台中精機の黄明和総経理によると、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題や世界金融不安の影響から北米や欧州で需要が低迷し、第3四半期は各社平均で受注が30%減少したという。11日付経済日報が伝えた。

 東台精機は今年1~9月の売上高が51億3,900万台湾元(約159億円)と前年同期比29.32%増を維持したものの、9月の売上高は昨年同期の5億3,000万元に及ばず、5億1,000万元にとどまった。

 また工作機械メーカー各社の9月売上高は、▽台中精機、前年同月比1.91%減の4億5,100万元(1~9月は前年同期比9.98%増の45億7,700万元)▽喬福機械工業(ラウンドトップ・マシナリー)、同20.4%減の1億7,200万元(1~9月は同15.8%増の16億元)▽福裕実業、前年同7.38%減の1億2,400万元(1~9月は同6.17%増の12億9,400万元)──といずれも前年比マイナスとなった。

 一方、程泰機械(グッドウェイ・マシン)の9月売上高は前年同月比20.77%増の2億1,800万元(1~9月は前年同月比13.1%増 の19億6,300万元)と比較的良好で、亜イ機電(イは山の下に威)も同1.26%増の2億9,200万元(1~9月は同6.06%増の26億6,600万元)と小幅ながら前年比成長を維持した。