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裕隆集団、電気自動車を2年以内に量産化


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010830

裕隆集団、電気自動車を2年以内に量産化

 
 裕隆集団は自社ブランドの「LUXGEN」(納智捷)を来年投入するのに続き、2年以内に電気自動車の量産化を目指す方針だ。10日付経済日報が伝えた。

 今後は米国で電気自動車の研究開発(R&D)を手掛けるACプロパルジョン、携帯電話端末が主力の宏達国際電子(HTC)、発光ダイオードの億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)と協力し、「スマート電気自動車」の開発を目指す。

 一方、裕隆集団は9日、馬英九総統を台北県新店市の自社ブランド車開発拠点に招き、LUXGEN用に開発した電気自動車モジュールを発表した。電気自動車の中心部品となるモーター、電池、コントローラーなどは台湾で量産される。

 同社の厳凱泰総経理は「差別化競争で優位に立つため、伝統的な自動車技術にエネルギー技術と台湾が得意とする情報技術を融合し、独自のスマート電気自動車を開発したい」と述べた。

 子会社納智捷汽車の胡開昌総経理は、「電気自動車は2年以内に台湾で発売する。電気自動車に必要なインフラや使用環境が整備されていなくても、発売スケジュールには影響しない」と述べた。